九谷焼/マグカップ

¥ 6,500

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(1)商品特性
この作品は、自然豊かな医王山(石川県)の谷合いにて全て手作りで作られています。うつつ窯では、九谷焼の色絵技法をベースにしながら、独自技法が加味されています。鮮やかなトルコブルーは、調合された鉱物に銅を混ぜて発色させており、マットな質感は釉薬(うわぐすり)の中に出来る層内の浮遊物が光を通さない為に艶消しされているように見えます。一方、絵付けが施された部分は、光を通す透明な釉薬である為、下地に描かれた花が現れています。更に生地は赤土に白い土を塗り重ねることによって濃淡を作り、光と影の表情を作っています。描かれている花の絵は、東洋の植物画ともいえる更紗模様がモチーフになっており、オリエンタルな雰囲気を醸しています。作品を通して、その中に吹く風をここちよく感じていただけたら、幸いです。

炎の力によって変容を遂げたもの達が日々の暮らしに寄り添って、味わいや彩りを深めるお役にたちますように。
うつつ窯/稲積佳谷
(2)製造者
2000年、石川県にて工房「うつつ窯」を立ち上げた稲積佳谷(イナヅミ カコク)さんによって作られた作品です。個展を開くたびに高い評価を得ている彼女は、1995年石川県九谷焼技術研修所を卒業以来、長年に渡り陶芸に時間と情熱を注いできました。心を映し出す奥深さがゆえに九谷焼にも魅了され、終わりのない表現の場は、人生を全て掛けた仕事と彼女は言います。思いを土に写していく、創造的な実力派陶芸家です。

(3)九谷焼
九谷焼とは、国より伝統工芸品に認定されている石川県の磁器です。1655年に、磁器の原料となる陶石の産地となった九谷村に窯を築いたことから「九谷焼」と呼ばれるようになりました。以後、50年余りの間に焼かれたものが、「古九谷」と呼ばれ、九谷焼の源流とされています。その後、一旦閉じられた九谷の窯ですが、約80年後、古九谷の再現が試みられました。1873年、ウィーン万博をきっかけに「ジャパンクタニ」として大量に輸出され、世界中にその名が広まります。現在でも、宮内庁の贈答品として使用され、海外の著名な人々にも広く愛用されている焼物です。九谷焼の特徴は、「呉須(ごす)」とよばれる黒(or黒茶)で線描きし、「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色での絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法です。絵柄は山水、花鳥、など絵画的で大胆な上絵付けがなされており、鮮やかで力強い印象を与えます。